身の回りの有害物質を理解して健康を守る――水野玲子さんの新刊から学ぶ
汚れがこびりつかないフライパン、便利ですよね。私も使っています。ですが、こういった生活を便利にしてくれる製品の中には有害物質が含まれているものもあると聞いたら、どう思いますか?
今回は、水野玲子さん著「身の回りにある有害物質とうまく付き合いたいです!」についてお話しします♪
本書のテーマは2つ
- 自分を取り巻く有害物質について、正しい知識を得る
- それらとうまく付き合いつつ、自分の健康や周囲の人たちのことを考えながら、生活を楽しむ
有害物質は怖いけど、すべて取り除くなんてこの現代では難しいですよね。そこで、使う回数を減らしたり、妊娠中や子どもが小さいときだけやめる、といった「うまく付き合う方法」を著者が教えてくれます。「オシャレ」「食事・生活」「健康」「プレママ」の4つに分かれていて、説明と代わりにどうしたらいいかがわかりやすく書かれています。
私が気になったもの
除光液を使うときは換気を十分に
除光液はマニキュアなどを落とすときに使うものです。主成分の「アセトン」で、咽頭痛や頭痛を引き起こすこともあるそう。また、爪がもろくなったり、皮膚炎を起こしたりすることも。自宅でネイルをするときには、子どもやペットのいないところで、換気をしながらやりましょう。
電子レンジには耐熱ガラスか陶器がオススメ
「電子レンジ可」とされていても、プラスチック容器は電子レンジで使用しない方がいいと著者。その理由は、電子レンジによる食品の安全性への危険性が指摘されているからだそう。「無添加ポリエチレン(PE)」「ポリプロピレン(PP)」製の容器は原則使用可だけど、見分けが難しい場合は避けた方がよさそうです。
ラップで食品を包み、電子レンジはNG
ラップと食品が直接触れた状態で電子レンジを使うと、ラップに含まれる物質が食品に移る場合があるのだとか。有害物質を体に取り込みたくないなら、ラップが食材に接触しないように工夫したり、蒸し器を使ったりするのがよいそうです。
ナプキンは布、使い捨てのオーガニックがオススメ
一般的な生理用ナプキンの表面は、ポリエチレンやポリプロピレンなどのプラスチックが素材。これらから出る有害物質が、子宮から吸収されることが危険だそう。なるべく、布ナプキンや使い捨てのオーガニックナプキンを使ってほしいとのこと。
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なにか役に立つことがあったらうれしいです。
それではまた(^^)/