ひぐちさとこさんの「買い方を変えたら人生変わった!」を読みました
この本では、コレクター気質で可愛いものをつい集めすぎてしまう漫画家のひぐちさとこさんが、余計な買い物をしないための「買い物ルール」を教えてくれます。
こんな人におすすめ
「収集癖があり、物が多い…」
「つい買いすぎてしまい、お金がたまらない…」
「何度片付けても、いつのまにか元通り…」
この本を読んでわかること
買う物を自分の基準で選ぶようになると、片付けから解放され、時間・お金・心も豊かな生活が送れる
この本の特徴
- ところどころにマンガがあって、読みやすい
- 著者が実際に困ったこととその原因、そしてそれをどう解決するかを考えていく様子が詳しく書かれていて、説得力がある
この本を読んで面白いと思った3つのこと
1.「ここで使わずに貯めておいたら、いつか本当に欲しいものに出会ったときの足しになる」
「ただ我慢するのは難しくても、このように考えれば誘惑に打ち勝てる」と著者は言う。
これはいい!
わたしは、あまり衝動買いをしない方だけど、服やアクセサリーは別で、素敵なものを見るとつい欲しくなる。
すでに持っていても、違うものが欲しくなる。
買いすぎを防ぐためにわたしがしているのは、「見ないようにする」こと。
SNSもあまり見ないようにしているし、お店にも入らないようにしている。
なかなか効果がある方法なのだけど、1つ難点が。
見ないようにしていても、ふと目にしてしまう時がたまにあって、やっぱり欲しくなってしまう。
そんなときに、著者のこの考え方は使える!
ぜひ試してみたい。
2.失敗しないコツは「ボロボロになったもの」が教えてくれる
「新しい服が欲しくなったら、前年にたくさん着て、毛玉やほつれ、シミがついてしまった服の上位互換を買うことにしている」と著者。
ボロボロになるまで着た服は、着ごごちやデザインなど、たくさん着た理由がどこかにあるはずだと。
なるほど…。
気に入っている服の中にも、ボロボロになるものとそうでないものが、わたしのクローゼットの中にもある。
その服の特徴を書き出し、その条件を満たすものを買えば間違いなく活躍してくれるだろう。
3.ストレスをへらしてくれる買い物
日々暮らす中で、「地味に嫌だな…」と思うことをリストにして見える化し、改善点を考える。
「地味に嫌なこと」を一つずつ改善していくと、日頃無意識に感じていたストレスがへって、よりよい暮らしができるようになる、という。
わたしも1つ試してみた。
キッチンのタオルが洗濯しているのに薄汚れてきて、使うたびにテンションが下がって嫌だった。
→薄い色のタオルから濃い色のものに買い換えてみたところ、毎日気分がいい!
小さなコトだけど、著者の言うとおり、無意識にストレスを感じていたことを実感。
こんな買い物ならどんどんしていいと思う!
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他にも、たくさんの参考になる「買い物ルール」がのっています。
せっかくお金を出して買うのだから、後悔しないように選びたいですね。
なにか役に立つことがあったら、うれしいです。
それではまた(^^)/