OURHOME Emiさんの「続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート」を読みました
この本では、17年間70冊にわたって心の動きやアイデアを「マイノート」に記してきたEmiさん(「OURHOME」主宰)が、目の前の景色が変わり始める「マイノートのつくりかた」を教えてくれます。
こんな人におすすめ
「毎日何もしていない気がする…」
「自分のやりたいことが思いつかない…」
「なんだかモヤモヤする…」
この本を読んでわかること
今、書かないともったいない、目の前の景色が変わり始める「マイノート」のつくりかた
この本の特徴
- マイノートの書き方や使い方が具体的に書かれていて、参考になる
- Emiさん自身のマイノートが豊富な写真とともに紹介されていて、わかりやすい
この本を読んで印象に残った3つのこと
1.マイノートは「心の貯金通帳」
すぐには役立たないかもしれないけれど、「今感じた素直な気持ち」の貯金がいつかの自分のためになるのです。
自分の心が動いたことなら、何でもいいので書きとめる。
- 暮らしの中の小さな気づき
- 仕事で向き合いたいこと
- テレビを観て気になったフレーズ
- 子どもが言った言葉
- 誰かの素敵な行動
- してもらってうれしかったこと など
2.今の時代にデジタルではなく手書きにする理由
走り書きの字、ノートの余白、前後の内容、そのすべてが一瞬で感情を蘇らせてくれるんだど気づきました。
手書きだと
- 書いた字の躍動感で当時の感情が蘇る
- 関係ないように見えることがつながってアイデアになる
デジタルだと
- 整列したフォントを見返しても心が動きにくい
- 検索したピンポイントな情報しか見つからない
3.貼ったほうが「早いもの」「より思い出せるもの」を貼る
- 新聞や雑誌の切り抜き
- こどもがつくった折り紙
- チケット
- 手紙
- 写真
- おみくじ など
たしかに、切り抜きなどは書くよりも貼った方が早いですよね。
また、チケットや手紙は、実物の方がそのときの情景が蘇りやすい。
なるほど…「子どもが描いた絵のようなささいなものなんだけど、捨てるのはちょっと…」というようなものにピッタリ!
そして、写真。
写真はたしかに思い出として振り返るには最高なんだけど、こまめに印刷して貼るのは難しい。
そんなとき、Emiさんはスマホのカメラロールに画像を9つまとめ、スクリーンショットを撮って印刷するそう。
これはいいアイデアですよね。
***
「マイノート」3日間試してみました。
「マイノート」を書き始める前は、毎日がただ流れていく感じでした。「なんかバタバタしてたけど、何してたっけ?」という感じ。メリハリがないというか…。
実際に「マイノート」を書き始めてみると、意外にいろいろやってるということがわかって、なんか不思議な気持ち。また、「マイノート」に書くことを探すようにも。毎日に張り合いが出てきたような。
まさにEmi さんが書かれているように。
日々の気づきを貯めたマイノートがあれば、目に見えてページや冊数がふえていきます。すると、そのぶんだけ、「わたしはぼーっと生きているんじゃなくて、毎日の大切なこと、興味のあることを貯金できている」と自分に自信をもつことができる気がするのです。
しばらく続けて、どんなふうになっていくのか楽しみです♪
なにか役に立つことがあったら、うれしいです。
それではまた(^^)/