人間関係のすれ違い解消!五百田達成さん著「察しない男 説明しない女」
この本では、心理カウンセラーの五百田達成さんが、わかりあえない男と女のコミュニケーションがうまくいく方法を、教えてくれます。
こんな人におすすめ
✔ パートナーに対して、「なんでそんなこと言うの?」と思うことが多い
✔ 夫婦の会話が少なくなってきた
✔ 職場の女性(男性)社員との接し方がわからない
この本を読んでわかること
- 異性に通じない言い方・通じる言い方がわかる
- コミュニケーションがうまくいかない相手の考え方や行動パターン、習性などがわかる
- 相手が喜ぶように、相手に伝わる言葉を使って話す方法がわかる
この本の特徴
- 豊富なカウンセリング実績のある著者ならではの、実践的なアドバイス
- 自分のコミュニケーションが「男タイプ」か「女タイプ」かがわかるチェックリスト付き
- 魔法のひとこと「ひとくち男女語会話」
この本を読んで参考にしたいと思った3つのこと
1.家事が苦手な男性に、家事を頼むときのポイント
女性の脳は、右脳と左脳の連結が強い「マルチタスク」。論理的な思考と直感的な思考が同時に必要とされる複雑な作業を同時進行するのに向いていて、家事や子育てが得意です。
一方、男性は右脳と左脳の連結が弱い「モノタスク」なので、家事や子育てが苦手
そこで、男性に家事を頼むときのポイント
- 新入社員に指示を出すつもりで、具体的にイメージできるよう伝える
- 男性が家事をやり終えたら、出来がどうであれ大げさにほめる
- 改善点を伝えたい場合は、ほめた後に、自分の指示不足を認めて具体的に伝える
2.夫婦円満!相手の話を聞くコツ3か条
①アドバイスをしない
特に男性はアドバイスをしがち。
しかし、女性はアドバイスを求めているわけではなく、共感してほしい。
だから、「そうなんだ」「わかるよ」と、ただ聞いてあげるのが◎
②話の腰を折らない
相手が話している最中に、自分が気になったことを聞いたり、余計な相づちを入れると、相手の気持ちを盛り下げてしまう
③ほかのことを考えない
話をしているときに、相手が上の空だとわかると寂しい気持ちになる
- 夫は、仕事で疲れているところに妻のおしゃべりにつきあうのは苦痛かもしれないが、妻の話をしっかり聞く
- 妻は、自分の話をきいてもらうだけでなく、わからなくても退屈でも夫の仕事の話を聞き、感心してみせる
- 意味のない雑談に思えても、日々のコミュニケーションの積み重ねが、よい夫婦関係を築く上では大事
3.男にも女にも効く!ほめの基本4原則
①今までと変化した部分に注目してほめる
「髪切った?」「○○するようになったんだね」など
②その人が自分で気に入っているポイントをほめる
相手の気持ちに寄り添って考える必要があるので、少し高度なテクニック
③本当に自分がいいと思っている部分だけをほめる
自分の感想なので、「いいな」と思ったことをそのまま口にすればいい
ただし、普段から意識していないと、なかなか褒め言葉は出てこない
褒め上手になりたければ、「人に会ったら3カ所ほめる」など、ルール化しておくのがおすすめ
④気づいたらその都度ほめる
ほめ慣れていない人は、「わざとらしいかな」などと余計なことを考えて、タイミングを逃しがち
「ほめすぎ」ということはないので、気軽にバンバンほめる
おすすめのほめ方
感動を前面に押し出して、「すごい!」
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他にも、職場で使えそうな「伝わる伝え方」など、いろいろのっています。
チェックリストによると、わたしは「ド女コミュニケーションタイプ」でした。
ちょっと意外…男っぽいところもあると思っていたので。
「人に会ったら3カ所ほめる」ルール、やってみたいと思います!
なにか役に立つことがあったらうれしいです。
それではまた(^^)/