うまくいっている夫婦の話し方がわかる!五百田達成さん著「不機嫌な妻 無関心な夫」
お互いに一番大事な存在なはずの夫婦。なのに、長くそばにいるからこそ気遣いを忘れてしまいがちですよね。でもそのままだと、いつの間にか夫婦関係がうまくいかなくなってしまうかも…
「夫(妻)の言動にイライラする」
「子どもが巣立って会話が減った」
「この先、一緒にやっていけるか不安」
そんな人におすすめの本を紹介します♪
心理カウンセラーの五百田達成さん。個人カウンセリング、セミナー、講演、執筆など多岐にわたって活躍中。人間関係、コミュニケーションにまつわるアドバイスが好評です。
この本では、そんな著者が「夫婦関係がうまくいくようにするためのコミュニケーションの方法」を教えてくれます。
この本を読んで参考になった5つのこと
1.夫婦は他人。失礼な言い方をしない
「コーヒー飲む?」「いらない…」はNG
もし友人に同じことを言われたら、こんな風に言うだろうか。いや、きっと「ありがとう、でも、いまはいいや」などと感謝のひと言を添えるはず。
多くの人は家族に対して甘えがあるから、他人には言わない失礼な言い方をしてしまう。でも、夫婦は親子でもきょうだいでもない、他人。だからこそ、きちんと気遣うことが大事。
2.夫婦ファースト
自分の親サイドにつくようなことはNGだし、中立の立場をとって何とかしようとするのもナシ。どんなときでも妻(夫)の味方になるべき。
妻(夫)の言い分をすべて肯定し、共感する。親の肩を持つようなことを言うべきではない。
3.ふたりでいるときはスマホではなくテレビ
スマホの登場で家族の会話、夫婦の会話は激減してしまった。テレビなら、夫婦で、あるいは家族で同じものを見ながらいろいろ言い合うというコミュニケーションが生まれる。
4.記念日は祝うものと決めてしまう
記念日には、日頃忘れている気持ちを思い出させる効果がある。日頃の感謝を伝えるには、普段から言葉で伝えるのもいいが、イベントを祝う方が楽チン。
そうはいっても、レストランの予約やプレゼントの用意をするとなると、忙しい毎日の中では難しい。それなら、ケーキを買って一緒に食べるのはどうだろうか。それくらいならそんなに手間はかからないのでは。
5.決断は重労働。相手に任せきりにしない
「なんでもいいよ、任せるよ」はNG。旅先、引っ越し、子どもの進学先…。「決断」は重労働。なのに、そうとは気づかず、相手に丸投げにして、結果には不平不満を言っていてはモメるのも当然。
主担当を決めるのはいいが、最終的にはふたりで決めることが大事。
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他にも
- 夫婦は恋人。愛情表現を忘れない
- 時間とお金に関して平等を心がける
- 休日は夫婦の共有財産
- 日々のあいさつに心を込める
- 夫婦ゲンカは勝ち負けにこだわらない
など、参考にしたいことがまだまだあります。
なにか役に立つことがあったらうれしいです。
それではまた(^^)/